今回のテーマは [脚本]
こんばんは！
昨日の嵐、東京は雷＆雪。桜も散ってしまったけど、夜は嵐が通り過ぎ、切れそうなくらい澄んだ月。
おかげで今日は、久しぶりの気持ちいい青空。思わず、何度も空を見上げてしまいました。
さて、明日からいよいよ新しいシーズンの開幕です。
ジョーズカンパニーＨＰまた3月発売のオーディション系雑誌等で既に告知はされているので
ご存知の方ももういらっしゃることと思いますが、
今年の夏に上演されるジョーズカンパニーのファミリーミュージカル。
新作「ココ・スマイル５」を書かせていただいています。
今回のテーマは“精一杯に生きること”。難しいテーマですよね。
けれど“今”だからこそ、真正面から向き合わなくてはならない、本当に大切なテーマだと思います。
新作ということもあり、ジョージさんと何度も打ち合わせを重ねています。
私も、積み上げてきた力を全部出し切って、足りない部分は未来から借りて、全力で書き上げていきます。
新作、乞うご期待。
ジャズダンスをやりたくてミュージカルと出会って、
宝島ブックス「シナリオの書き方」（←しかも映画用…）片手に、とりあえず本を書き始めて10年。
これまでの作品経歴をまとめたものを、ここでも掲載しておきます。
ホントはブログ始めたときもプロフィールとして載せとこうとは思ったんだけど、
めんどくさ……いや、いろいろと……でも聞かれることも増えてきたのでやっと載せます（笑）
＊こちらに掲載していたWorks（作品履歴）部分、独立した記事として切り離しました。
新しい季節 [脚本]
こんばんは！
本当に……本当にお久しぶりです！
もう桜が咲き始めました。今週末には満開になりそうね。
今までは、ブログ書く暇あったら本職を書き進めろって感じで、
なかなか余裕がなかったのですが、
昨日の夜中にやっと土台が見えてきたので、
ここにもようやく遊びに来られました。
新しいものを生み出すときは、一文字を書くために何百もの問いかけを繰り返す。
澄んだ光、闇の影、点描画のように埋められていくものが
織りあがったときにどんな画になるのか。
本を書いているときはいつも、色彩豊かな一枚布を織り上げる様を連想します。
今月も残すところ僅か、私の作業はここから後半戦に突入します。
４月第１週までどこまでいけるか、という感じ。
でも今日は、ここ数日間あまりにも寝ていないので電池切れ。
今夜はよく寝て、また明日からがんばります！
新しい季節の始まりは、間近。
これからもよろしくお願いします！
“最後の一枚”をめぐるワークショップ [脚本]
こんばんは！
私はひとりでラーメン屋さんに入る、とかも全然へいきなんだけど、
最近、最低でも月に１度くらいは必ず行っているカウンターのラーメン屋さんがあって、
（知る人ぞ知る激ウマ鰹だし系のラーメンやさん。ヒント、店名は「かつお」のスペイン語。
そこのヘルシーラーメンっていう、とろろ・半熟卵・水菜たっぷりのラーメンが大好き！）
今日もギター弾いた後に寄ったら、
座る間もなく目が合った瞬間、シブい店主のおじさんが「よっ、がんばってるか？」って（笑）
思わず「はい、がんばってます！」って答えました（笑）
よくギター持ったまま寄ってるから、完全に音楽系だと思われてる。
そのお店ではいつもラジオで音楽番組流してるんだけど、
前に、他のお客さんが誰もいなくなったとき、店主が音楽聴きながら
「…こういうのやってんのか？」ってボソッと聞いてきて、
その問いかけが独り言みたいにあんまりさりげなくて＆熱いラーメンを食べるのに夢中で
答えを返しそびれてしまったんだ。
それからずっと「おじさん、私音楽やってんじゃないんだ。物書きなんだよ」って
訂正のチャンスがないまま今に至る。いつかもっかい聞いてくれないかな（笑）
その店には常連がすごく多くて、私のすぐあとに入ってきた男の人（メガネ着用）には
「おう、メガネくん来たな」なんて声かけてる。
そして私に、「なんでかこの店、変なヤツばっかり集まるんだよ」。
今日はちゃんと「それ類友だからね」って答えを返しました（笑）
最初は「いらっしゃいませ」も言ってくれないおじさんだったのに。
いつのまにか“常連”の仲間入りをしちゃってるような、そんな店。
ラーメンもおいしい上に気持ちまで幸せになっちゃう。
なんて。他愛もないハナシでした。
今日は真っ青な空を見上げながら新宿を歩いて。
書くもののスケールというか…心の境涯をもうひとつひろげたい、今。
レベルアップには勉強あるのみ、だね。
誰のためでもない、自分自身のために。
おじさんにいつ「よっ、がんばってるか？」って訊かれても、明るく元気に答えられるようにね！
今日あとひとつ幸せになったのは…、
先日、子供たちを相手にした“紙芝居”のワークショップに参加したの。
４歳～１０歳の子供たちが中心で、題材は「うらしまたろう」。
“紙芝居の最後の１枚をめぐるワークショップ”。
地上に戻ってみると１００年もの月日が流れていて、
お父さんもお母さんもいなくなってしまっていた「うらしまたろう」。
寂しくてお土産の玉手箱を開けると、中からもくもくと煙が出てきて…
大人はよく知っている、この物語。
さあ、その最後の一枚の絵とお話を自由に考えましょう、というもの。
子供たち、自由にクレヨンやペンやパステルを使って、煙の中から出てくるものを考えてくれた。
そのワークショップ、時間がなくて最後までいられなかったから
今日、子供たちが考えたラストを教えてもらったんだ。
ポケモン・お金・お菓子・ちっちゃい亀…いろんなものが出てきたらしいんだけど、
その中で、いちばん最後に出てきたアイディア。
「煙の中から、竜宮城が出てきました。そこには大好きな乙姫さまもいました。
それから、お父さんとお母さんもいました。
みんなで仲良く幸せにくらしました。」
子供たちが考えた、最高に素敵な“ハッピーエンド”！
温かい敬意と…本当にありがとう、そんな思いを抱きました。
追伸！
パソコン、デスクトップどうにかまた使えるようになりました！
結局は初期化して…またゼロからのスタートになったけれど。
使えるようになっただけでね（泣）
明日からノートPC（くどいようですが電源ごと）持ち歩かなくて済むようになったよ。
飛行機雲！ [脚本]
こんにちは！
ここ数日間はプロット作りに没頭。集中できました。さっき一通り終わってようやく安心。
プロット作りでうまくいっていないとそこから先はどうにも進めないから。
特に昨日の夜から今までにかけては、いいのが降りてきた（笑）。
いい仕事できたかも！
あ～…今日もいい天気だねぇ。
いい空の色。寝てない心に沁みるわ。
最近はほんっとについてなくて、
これだけ忙しいときにパソコンがウイルス感染でお亡くなりに。
起動したとたんにエラーメッセージが表示されて落ちる、そこから先に進めない。
中のデータが死んでるとは思えないんだけど、取り出せない。
ＯＳではなくてＣＤ－ＲＯＭを使って起動させようとすると
私のデスクトップはメモリが足りない！なんて状況に。
過去の作品のデータはそりゃバックアップは取ってあるんだけど、
この時期にすごくすごく肝心な、現在進行中の作品の
思いついたことをバババッと打っている、ラフスケッチ段階の文章が取り出せない！
そこにソースがあるのにっ。
一番痛いのはメールとメールアドレス帳。それにｉｔｕｎｅと写真。は、趣味だから仕方ないとして。
ウイルス感染で思い当たることなんてなくて。変なメールとかサイトとか。
でもそんなの時限爆弾式だのなんだのいくらでもあるから
セキュリティ対策が甘かった自分がいけないので、もう猛烈に反省した。
うん、反省した。でも本気で困ってるの！お願いだからどうにかなって～！！という気持ちで
眠れない＆ツラスギル日々でした（笑）。
新たにメモリを増やして、外付けハードディスクを買って、ＲＯＭから起動させてみて。
でもそれを待ってられない、目先の締め切りがあるから
わざわざ劇場にノートＰＣ取りに行って新たに書き起こして。
昨日ぐらいにようやく、最小限の大切なデータは取り出すことが出来ました！
まぁでも本体が起動しないことには変わらないので
しばらくノートPC持ち歩き
（しかもバッテリーがもうもたなくて電源なんかも一緒に持ち歩かなきゃならないところがミソ）
＆デスクトップどうする問題に取り組まなきゃならないよ。
パソコンないと仕事にならなくて切っても切り離せないものなんだけど
基本的にキライ～！そしていつまで経っても詳しくならない～！！
そういうやさぐれた心を癒してくれているのが、ノートPCのデスクトップにしている写真。
こないだちょこっと遊びに行ってきた横浜。
とにかく海と空と船が見たかったの。
空に走る、飛行機雲。
こんなきれいな飛行機雲は初めて見たよ！
そしてオマケ。
わかりにくいかもしれないけど、鎖にカモメが並んでいるの（笑）
一番前にいたカモメは、寒くて膨らんでて、ちょうど、前ならえ先頭手は腰♪みたいでした！
一列縦隊。
さあ、あまりに眠いから熱いシャワー浴びてきます！
シャッキリせんとね。
『We're ワトソン』本番終了 [脚本]
目黒区教育委員会 社会教育講座「ようこそミュージカル-みんなで創ろう夢の舞台-」
オリジナルミュージカル「We're ワトソン」
今日、中目黒GTプラザホールにて、無事本番を迎えることができました！
演出ジョージさん、島田さん。一本、思った以上の大作ができあがりましたね。
メガホンも立ち回りもラストシーンも……、とても面白かったです！
本当にお疲れさまでした。
照明をお手伝いしてくださった高島さん＆かおりちゃん（Ｋｉｋｉ☆）。
そして社会教育講座の渡辺さんはじめ職員の方々。
はじまりから打ち上げまでも、お世話になりました！
それから……経験者も初心者も、生まれてはじめてセリフを口にする方も。
10代～30代まで、総勢31名のキャストの皆さん！
街の掲示板で、区報で、図書館の踊り場に貼られたポスターで……。
日常から一歩踏み出して飛び込んできてくれてありがとう。
一緒に創ることができて、とても楽しかったです。
Aチーム・Bチームに分かれての２回公演、本当に大成功で幕が降りたと思います！
今回は、すごく個性的な方が多かった上に、
みなさんキャラクターそのものになって自由に遊んでくれたので
展開を知っている書いた本人の私でさえ、客席で笑ってしまいました。
舞台なんかまるで初めての方が、舞台に上がって
なんともいえないイイ～味の存在感を発揮しまくってくれることが本当に面白かったな。
一部、予想もしないアドリブも、ビデオにはばっちり映ってますしね（笑）！
この秋は、中学校で生徒達と一緒に苦労しながらミュージカルを創りあげたり
今回の講座があったり。街と共にどっぷり歩いた３ヶ月間。
連続して「一般市民の方と創るミュージカル」を体験させてもらいました。
夏の「フレンズ２」本番中のロビーからストーリーを考え出した、この〝秋の陣〟。
今日で、ひとまず終了ですね。
お疲れさまでした！！！
最後に。個人的に嬉しかったのが、「めぐりくる朝」を舞台上でまた聴けたこと。
この曲は「ハロー・グッバイ！」という作品で歌われたもので、
もしかして前にもどこかで書いたかもしれないけれど、そして自分で言うのもなんだけど
歌詞も、そしてメロディー（作曲/水野良昭）も個人的には全作品中ベスト３に入るくらい好きな曲。
めぐりくる朝に 同じものはなく 空の色も変わっていくのに
時を越えて 出会えた奇跡に 何度も言うよ ありがとうと
選びとる道に 答えはなくて 少しこわい夜もあるけど
怖れを捨てて 歩いていくから 笑顔できっと
作ってもらったばかりの、いい匂いがする青紫のヒヤシンスの小さな花束を持って、
夜の道路を歩きました。小さく歌いながら。
タルチュフ [脚本]
こんばんは！＆ただいま。最近ずっと帰ってくるのはこの位の時間。
毎日がすごい勢いで過ぎてく。
追われるようにアウトプットしすぎていて疲れが抜けないのもあるけど、
私にもっと力があったらなぁって素直に思う。
今はちょうど、私が関わっている様々なところで
総括的に嵐が訪れていて
やるせない思いをしたり、憤りや悲しみを一緒になって感じたりしてる。
だけど、その思いにだけ捕われていても、何も前に進むことができないから
結論が出たものに対して、智恵と身体をフルに使って対処していくしかないんだね。
実体のない悲しみにとらわれるより、前を向いて動いていたい。
今日は劇場はお休み、
代わりに午後からは目黒の中学校に舞台稽古へ。
もうすぐ本番。だけど、集中力を持続させるのは難しい！！
いい舞台を創るために、
私が持ってるものや経験をそっくりぜんぶあげたいし、出し惜しみするものは何一つない。
関わるスタッフみんなそう思ってる。プロの力を入れる意味を判っていて稽古場に行く。
でも時間が足りない。
ここから先は、集中力。時間との戦いになりそう！
あと何回稽古行けるかな。
会うたび好きになってくメンバーたちのためにも、
雑音はなるべく消して、要点を効率よく吸収させていってあげたい。
夜からは戯曲の朗読会へ。
今夜の素材はモリエール「タルチュフ」。
古典戯曲とはいえ、声に出してみるとめちゃくちゃ新しい！
感覚は全然廃れてないよ。女の人がカッコイイ。上品な美人で機転がきいて、かなり大胆。
ではあらすじいきますよ。
聖職者の顔をした、大ペテン師「タルチュフ」。ペテン師度、妖怪レベル（？）
パトロンでついてくれたオルゴンには完璧な善人の顔を見せて
その裏で彼の奥様に下心。
他の誰もがオルゴンに、タルチュフの実体を幾ら語っても
オルゴンにはそんなことちっとも信じられない。
そこで、奥様は一計を案じ。
オルゴンをテーブルの下に隠れさせ、その部屋にタルチュフを呼び込み。
愛に応えるフリをして、タルチュフの要求が生々しくヒートアップしていくのを
テーブルの下のオルゴンに見せつける……
でも時は既に遅し。オルゴンがタルチュフの実体に気付いた時には
彼の財産権利はすべてタルチュフ名義に書換え完了。
やばい、これでは財産もすべてとりあげられ、家からも追い出されてしまう。
とうとうタルチュフが、警吏を従え、彼らを追い出しにやってきた。
どうなる？オルゴン！！
タルチュフの化けの皮をはがす、正義はあるの！？
いやぁ。実にエキサイティングでしょう？
手に汗握るストーリィー。セリフのリズムも最高。
ちょっと引用。タルチュフを信じきってるオルゴンさんへ、クレアントからの言葉を。
「いったいお義兄さんは、えせ信者と信仰とを全然区別しないんですか。
このふたつを同じような言葉で扱い、仮面に対しても素顔と同様の敬意を払い、
手練手管を真心と同列に置き、見せかけと真実をごっちゃにし、
幽霊を人間並みに尊敬し、偽金を本物扱いしようというんですか？
人間ってやつは、ずいぶん、根性曲がりにできているんだなぁ！
自然のままの人間なんて、お目にかかったためしがない。」
面白い。
かなり好きになってきた、モリエール。
前回は「守銭奴」。こちらもかなり面白かった。他の作品も、読むの楽しみで仕方ない。
アウトプットとインプット。
バランスをうまくとりながら、今の疲れを乗り切りたい！
明日は社会教育講座。こちらは2回目の本読みです♪
「Ｎｏｖｅｎｂｅｒ Ｒａｉｎ」をリピートしながら、夜中の道路を歩く。
流れていく車の音より、耳のそばの音が熱い。
ここ数日、この曲ばかり聴いてる。
虹の話 [脚本]
こんばんは！
冷たい嵐の中の一日。すごく寒かったね。傘も役に立たなかったし。
今日は身体も使って、ちゃんと働きました！
今週前半に、ちょっと体調を崩してしまっていて
また咽頭炎の薬を飲んでいました。
薬を飲むと、たぶん睡眠成分が入ってて、かなり朦朧としてしまうので
その状態で仕事するのが辛かったんだけど……っていうか半分寝てるようなものだったけど（笑）
今日あたりから薬をセーブ。ようやっと「覚醒」時間が増えてきました。
なんていうか、こんな「あたりまえの状態」がとてもありがたいなんて！
今週末は、書くことと体調整えることに集中。
早くちゃんと元気になろう（笑）
今月は、もうとにかく
規則正しく目の前のハードルをクリアしていくことを目標に。
今夜から週末にかけては、ミュージカル講座のための本を、上演用に仕上げます。
キャストの皆さんに応じて書き換えていく＆決まっていないラスト部分を書き下ろします。
(定員大オーバーにつき抽選とのこと、応募してくださった方、ありがとうございました！）
講座の本は、今まで一度も舞台に接したことのないひとたちが
緊張せずに飛び込めて、ありのまま舞台に乗って、素直に笑って歌って踊って
舞台の醍醐味を感じてもらうことが目的なので、
私もなるべく肩の力を抜いて〝楽しんで〟書くようにしてます！
だからいつも、ちょっとオカシイ本になってしまうんですが。まぁそういうのも時にはいいかと（笑）
今回の講座の本で書いているのは、探偵もの。
ラストがまだ決まってないので、犯人だとか事件の解決だとかは見えてません。
でも日曜日の夜までにはなにかができてることでしょう、うん！
探偵の話、前から書きたかったんだ。
これはこれとして、いつかちゃんと２幕ものミュージカルで書けたらいいな。
来週からは、中学生たちの稽古が、いよいよエンジン全開になってきます。
前にブログに書いたかどうか忘れてしまったのですが
９月下旬に、講座の本と平行して、ある都内の中学校のために本を書き下ろしました。
こちらはなんだろう……陸上を題材に。
稽古を観にいったけど、本当に緊張します。
普通の中学生ってこんなだったっけか？みたいなところからはじまるので
生徒にも先生にも緊張します（笑）
でもみんな素直。全然擦れてないの。大きな声だして真剣にがんばってくれてる。
こちらはなんと今月下旬には本番なので、来週から稽古がヒートアップ。
少しだけでも時間が空いている時は稽古の手伝いに。
中学時代って、これから一生の基礎を作る時だと思うから
なんとか成功させてあげたい！！
そして最後に「今月の命題」は。公演内容秘密のプロット。
始動のための。
憧れの劇場で書けるかもしれなくて……いつも思うけど、いい物語を書きたいな。
まだなにも、材料さえも、手の内にはゼロ。
もういっそ清々しいくらい。
親友がとある絵本のコンクールに応募して、賞は取れなかったけれど
編集部から特別な手紙を貰ったとのこと。
彼女の物語が、絵本になるかもしれない。子どもたちに広く広く読まれていくかもしれない。
右近おめでとう！
彼女が書いたのは、虹の話。
グラウンドに面した階段の踊り場、
すっくと並ぶメタセコイアの影。
遠くの運動部の声を聴きながら
何かを書いていこうって話し合ってた毎日。
その光景を、鮮やかに思い出したよ。
秋の社会教育講座 [脚本]
今月は、締切が終わるともうすぐに次の締切が見えてくるのですが、
今日やっと次の作品のプロットがまとまりました。
いつもみたいにわりと緻密に書いてるのじゃなくて
ほんの１５行くらいなんだけどね。
この１５行のプロットを思いつくまでにどれだけかかったことか。
というわけで、ようやく書き出せます（泣）
締切は９月いっぱい。
目黒区の青少年プラザで１０月初旬から開講される、
「ようこそミュージカル」という社会教育講座のための脚本です。
目黒区に在住・在学・在勤で、３５歳くらいまでの方なら
無料で受けられる講座ということなので、ご興味ありましたら申し込みを。
定員は２５名、応募者多数の場合は抽選です。
週１回ずつ稽古を重ねてもらって、
本番は１２月２３日（土）、中目黒ＧＴプラザホールで！
去年、やはり目黒区で書かせていただいて
パーシモンホールで上演したミュージカルの社会教育講座が
好評につきバージョンアップして開催される、という感じみたい。
この夏の「フレンズ」にも、去年の講座に参加してくださっていた方が遊びに来てくれて、
講座が終わった今でも、自分たちでサークルを作って活動していると教えてくれました。
なんだか、そういうのが一番ウレシイです！
こっちまで新しい元気とアイディアをもらえます。
さぁ……がんばって書こう～。
週末にまとまって時間が取れそうなのでそこで一気に書き上げたい感じ。
（↑なんて表明して、後悔しそうだけど
講座の開始日が決まっているから、さすがに逃げられません）
書くのは今月で一段落だけど、この秋は本当に忙しそう。
仕事場の劇場にも、ここ数年で最も忙しい季節が到来すること間違いなし。
そして個人的に……「人生初挑戦」のチャレンジも待ってます！
まずは、目先のことをひとつずつ。
参加する方が心から楽しめて、新しい友達を増やしてもらえるような本が書けますように。
書き出しのＢＧＭはDaniel Powter「Suspect」。
Knockin' On Heaven's Door [脚本]
とにかく脚本に集中の一週間！！考えて、書いて、少し眠って、仕事行って。
毎日があっという間に過ぎていきます。
そして今日はひたすらカンヅメっす。夜までには終わらせる予定！
これから最後の景に取り組んだら、とりあえず第１稿は終了。
夜はクールダウンの代わりにキャスト表とか香盤表作りたいよなぁ。
好きな曲ガンガンかけながらね。
昨夜からずっと書いて、ちょっと眠って、午前中から再開して。
さっき急にお腹が空いたので、フレッシュネスまで行って息抜き。
途中の本屋で、「はちみつとクローバー」１０巻を買いました。
これで最終巻なんだ。そうだったんだ～。
雑誌は読んでないので、連載が終わってたの、全然知らなかったよ。
すごく好きでした。
アニメとか映画には、私の場合はあんまり興味がないんだ。単純に美大の景色は見たいけど！
やっぱり原作の詩的な間や画面、立ち上ってくるものがとても好きだから。
そして、コミックスに収録の「連載終了後」の羽海野チカさんの気持ちが
なんだかすごくよく判った。
夜、書き終わったらもう一回ゆっくり読もう～。
今、手元にはオモチャがたくさん。ＤＶＤ「ＴＨＥ３名様 １～４」（友だちの女優が出てる）
ラブサイケデリコのベスト版のバンドスコア。（待っててよかったよ～！）
そして、自分が何か書いてるときには、普段より時間ないくせして読むものが増えます。
あんまり頭を使わなくてよくて、スピード感があってリラックスできそうなもの。
石田衣良さん「アキハバラ＠ＤＥＥＰ」、オノ・ナツメさん「さらい屋 五葉」
こういう時は、本とかは夜中の２時ごろにバスタブで読みます。
おとといくらいには、「ＯＮＥ ＰＩＥＳＥ」の最新刊を見つけたので即。
単行本になってからまとめて読むので、
〝英雄伝説〟の回のそげキングがかっこよすぎて大感動！！！
そげキングの歌がなんか書いてあるんだけど、
文字を見て、頭の中で勝手にメロディーがまわるのね。
その〝勝手メロディー〟が頭から離れなくなっちゃって、
真夜中にひとりでずっと、そげキングの歌。本当に何をやってるんでしょうか（笑）
早く書き上げんとおかしなヒトになってしまいます（笑）
この秋は書くもの考えるものがいっぱいなので
あんまりこう……シュラバにしすぎないで乗り越えていきたいです。
でも、追いつめられないと思いつかないのが困りもの。
さあ。ここから最後、がんばろう！ここから先のＢＧＭはKnockin' On Heaven's Door。
Hole Hearted [脚本]
こんばんは！
もう7月だね。今日の夕方は久しぶりに空が晴れてて、なんだかとても気持ちよかったね。
今日は祐天寺のスタジオへ。
スタジオは、皆の稽古が白熱してくると、そりゃもうサウナみたいに暑いけど
窓が大きくて光がたくさん入って、すごくのびのびできる場所。
街も素朴でなんだかいいんだ。
最近は忙しくてあまり頻繁には稽古に顔出せないけど、行く度に気持ちが新しくなるよ。
フレンズの稽古も中盤戦へ。
お時間に余裕のある方は、ジョーズカンパニーHPで随時更新中の稽古場写真も見てみて！
振付もまるきり新しくなって、
再演とはいえ、作品イメージは初演と全く違うものになってます。
子どもたちとはいっても侮るなかれ。
めちゃくちゃハードな振付稽古が終わっても、
休み時間に全力で「鬼ごっこ」をはじめるあたり、底ヂカラが計り知れませんね！！
土日は売り切れましたが平日はまだ余裕あるとのこと。
そういうわけで、よろしくデス！（と、宣伝でした☆）
今日は久しぶりに、ココ４で主演だった大木梓彩ちゃんにも会いましたよー！
アズちゃんはココ４が舞台デビュー。今は「天才てれびくん」で活躍中。
オーディション会場での鮮烈な印象が今も忘れられません。
慣れなくておどおどしてるのに、生命力のある清潔感にどうしても目が惹きつけられる。
アズは素直さも明るさもそのままに、背がちょっと伸びてた(笑)
そういえば、
ここのところ新宿や渋谷を歩いていると、ふいに挨拶されることがあるんだ。
めちゃくちゃ素の状態でギターかついでたりウィンドウ見たり買う物迷ったりしてるので
一瞬びくっとするのですが（笑）、
よく見るとそれはこの間のショーで一緒に舞台を創った、モデルさんや関係者の方なんです。
あんなにもバタバタしてたのに、
覚えていてくれて、そして笑顔で声をかけてくれるんだね。もう、ホントありがたいです(笑）
当日は余裕なく駆け抜けてしまったけれど……
出逢ったひとりひとりと、もう少しコトバを交わせたらよかった！
こういうひとつの舞台。
そして、ココズやフレンズのメンバーも、これから大人になっていくけれど
一緒に舞台を創れたことは、かけがえのない何かを残してくれるはず。
出逢えたことには必ず意味があるからね。
そう。
舞台に限らず、どんな出逢いの場でも
ひとは、「出逢い」によって変わっていくのかもしれないね。
昨日は、そんなことを強く強く感じた夜。
この6月から7月への移り変わりは……私にとって大きな意味のあるものでした。
これまで一緒に仕事をしてきた仲間が
この6月いっぱいで無事、仕事場を辞めていきました。
私が今いる劇場の機能――数多くの催物や、劇場に集まる人々の信頼や笑顔、
そしてそこで働くスタッフたちの絆、すべてを
本当の意味でゼロから創り上げてきたひと。
誰よりタフで速くて強くて、それこそ劇場の〝心臓〟ともいうべきひと。
この人のチームで動けることを誇りに思う、唯一のリーダーでした。
3年3ヶ月間、一緒にやってきたんだね。
毎日溢れるくらいに色々なことがあって、〝あっという間だった〟とは思わないけど
今は、それでも結局、笑ってるところしか思い浮かべられないよ。
本当にたくさんのものをもらいました。楽しかったね。
これからも毎日は続いてく！
新しい仲間と、新しい関係性の中で、また少しずつ劇場は変わっていく。
それでも。基盤となるもの、目指すものは、もうしっかりもらっているから
方向性を誤ってしまうことは決してないはず。
明るい方へ、伸びていけばいい。いつだって。
そうだよね？
出逢えてよかった。本当にありがとう。
そして、これからもよろしくね。
タイトルでつけたHole Heartedは……
今日のテーマ曲。なんとなく。
