素朴な癒され

音楽聴いてギター弾いて、劇場行って。
生まれて初めて書かなきゃいけないコントにぶつかり
たった原稿用紙１０枚に文字通り四苦八苦してた一週間でした。

１０枚なんて、書く糸口さえ見つかれば、一時間で書けるというのに！
なんだかもう、コントって何？！笑いって何？！と
夜中にぐるぐる回りすぎて、消耗。途方に暮れた、とはこのこと。
しかも出発点に条件設定があるせいか、どうしてもブラックに。
これ、何本か書かないと、全然書けへんで。
型も何もかも手探り。
これに比べたら、普段自分が書いているものは自分の好きな方向性やスタイルが確立されてる分、
まだ手のつけようがあるんだなぁ、と妙に納得。

同時進行で、新作のプロットを少しずつ考え出しました。
この作品は来年初頭にお目見え……の予定。しかも新しい劇場で！
でもプロットがちゃんと出来上がらなきゃ書かせてもらえないしねぇ。
プロット仕上がりの目安は、今週。
まだ舞台設定さえ決まっていません。どっから攻めていこう。
でも楽しいもの、書きたい。
なんだかハッピーで、元気になるものを！

なんて、今はとにかく暇さえあると「ぐるぐる」になってしまう。
ここ何日かはスズナリや阿佐ヶ谷の小劇場で芝居を観てたんだけど
劇場に行って折込の束を見ると、世の中にこんなにホン書いてる人がいるんだと
当たり前のことに妙に感心したり。

劇場を出て、ひとりだと、すぐに大きな音で音楽をかけてから歩き出す。
音楽は、一度好きになるとそればっかりを聴いてしまう方なので、
ずっと聴いていてもなかなか裾野が広がっていかないんだけれど（笑）
好きになった曲は全然飽きない。ずっと大切なまま。
いろんな感情や景色を思い出したりする。
それを胸に抱いて歩き出す。そこからリズムがはじまる気がする。

最近の癒しはね、「身の回りの素朴な事々」。
姪っこ（生後一ヶ月ちょっと）をお風呂に入れてあげること！
こう……小さなビニールプールみたいな赤ちゃんお風呂なんだけど、
これがまた、私の手のひらの中で裸ん坊がふくふくと気持ちよさそうでねえ。
「あらまあ、そんなに気持ちいい？」
「うん」
と今にも返事が返ってきそう！
そして弟のところから『BECK』現在出ている30巻までを奪ってきて夢中で読み……（笑）
もう完結してるもんだと思って安心して読み出したから、まだ途中だと知ってショック。
続きが知りたくてたまらない！
あ、弟からついに『レイトン教授』も借りました。てか、くださいました！
いいな、弟。趣味がいいよ。
そんな弟君は、部屋にガンプラの工房を持っています。彼はパーツまで自分で作る職人です（笑）
それから我が家の史上最高に臆病な豆芝くんの散歩。
縄をつけて家の門を出て、ほんの数メートル。
どっかの家の玄関が「カシャン」と音を立てたりバイクが通ったりすると、もうダメ。
それ以上一歩も進めなくなって「もう帰る！！」と大騒ぎ。
だから数メートルしか散歩できないの。
なのに帰ってくると「俺はやったぜ！！」となんだか得意気（笑）
全然えらくないのに、ご褒美あげなきゃならないらしい。
散歩が嫌いな犬がいるなんて、この子と会って初めて知ったよ！
しかもパソコン使ってると怯えられます。ブラインドタッチの音が怖いようで……弱虫！！

来月は、横浜フリンジフェスティバルという、赤レンガ倉庫脇に特設テントが作られて
演劇関係の催しが開催される、会期日程一ヶ月以上の大きなイベントがあるんだけど
それに関わることになりました。

それからいよいよ高校演劇の大会！ちゃんと観戦予定。なんか生徒たちより緊張しそう。客席で。
初めて書き下ろした高校演劇の作品が、舞台で観るとどうなのか、
他の学校や今の高校生たちがやっていることがなんなのか、
高校演劇の「今」を知ってこようと思います。

ごめん、また意味もなく長く……。
小刻みにたくさん書けばいいのですが。うだうだ読んでね！
それではまたね。