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夏季集中講座、10行のせりふで… [脚本]

こんにちは!
この土日は、劇作家協会の夏季集中講座でした。
そう、今期は劇作家協会の講座に通っています。書くこと自体を学びたいというより、
今まで主にミュージカルを書いてきていたので自分のフィールドを拡げたくて、
ビルドアップするいい時期だなと思って申し込みました。
毎回かなりエキサイティング!
いろんな世代の"書くこと"を目指す人たちと知り合えるのも楽しいです。
小劇場出身の演出家や有名な俳優さん、そして同時期に同じ大学で活動してた劇団の
主宰と再会したり、ミュージカル界にも共通の知り合いがいたり、
文字通り"広いようで狭い"世界だと痛感。続けていくことでつながりは深まっていくしね。
いい友達もたくさん出来てきました!
この土日は、講師の方だけを見てもすごかったよ。横内謙介さんの挨拶から始まり、
平田オリザさん、斉藤憐さん、土田英生さん。
この2日間は、ワークショップを交えて、実践的なエクササイズが中心でした。
例えば、土田さんの講習ではせりふを書くためのエクササイズ。
舞台上では、せりふに現されることしか情報として受け取れない。
少ないやりとりでどこまでの情報を、説明ではなく伝えられるか。
そこに的を絞ったエクササイズ。じゃあ、一緒に考えてみてください!

『2人の会話。1行ごとのやりとり』

最初のステップ
●4行のやりとりで「二人が昔別れていること」を伝える

最終段階
●10行のやりとりで「二人が昔別れていること」
「ここがホームであること」「何らかの理由で電車が遅れていること」
「二人が別れたのは4年前であること」
「今は有名なレストランで食事をしてきた帰りであること」を伝える

どうですか?

私は、コメントをもらいたいので比較的積極的に発表しちゃうけど、
これまで自分の中でだけやってきた作業が、
意見をもらったり皆に見てもらったりすることで、
意識的に組み立てられていく感じ。他の皆の作品を見るのも面白いです!
住んでいる地域性、体感してきている時代、経験……
すべてがその人の言葉(個性)になるよね。
自覚して、意識的に使いこなせるようになれば、
それはその人のスタイルになるのだと思う。
芝居もミュージカルも、表現の仕方に差があるだけで、根本は同じ。
力をつけたい、骨太で面白いものを書きたいと願っているのだけれど、
同じ目標を持つ人たちの中に身を置くのは、本当にいい刺激になります!
今年は芝居も一作品書き上げて提出があるので、
メインの仕事とは別に、こちらも納得いくものを書き上げたいです!

ではまたね!


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