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夏のはじまりの雨 [日々雑感]

お久しぶりです~!なんか時間が空いちゃったね。
基本的に、家で時間とって仕事する時しか書かないから。
けど全然遊んでないんだよ~。今は、脚本以外の書く戦いがメインの時期です!!

でも週末から、またあちこち動いて、いろんな景色を見ているよ。
シゴトにかかる前に、週末スケッチ。

まず、ジョージさんのスタジオがオープン!!(正式オープンは9月から)
ココの稽古場は、長年親しんだ場所から、この新しい稽古場に移動しました。

午後から稽古場行くのに向けて、朝起きて一仕事。
プレゼント用のCDを制作しているので、CDに入れる歌詞をもう一度整理。
レイアウトを整えて、なんつうかこう……かわいくまとめる(笑)。
出来上がったばかりの歌詞カード原稿を持って、はじめてスタジオへ。
階段の上にあるスタジオは、ガラス張りで、数段上がって頂上の踊り場が見えてくる頃から
スタジオで元気に躍ってるみんなの姿が見えてくる。
扉を開けると、一気に溢れてくる、音・声・ステップのリズム!
鏡がぐるりと囲む、新しいスタジオの匂い。めちゃくちゃ気持ちいい。
午後の光がたっぷり射し込んで、穏やかに皆に降りそそぐ。
スタジオの脇には、事務所を兼ねた小さな小部屋がついていて、
制作のシンコさんがチケット整理をしている。
作曲の水野さんがやってきて、ジョージさんと近くのドトールに打ち合わせに行く。
……と、新たな曲の構想がまとまったらしく、次に私がドトールに行く。
「一幕で使っている曲を、ニ幕でもう一度使う。歌い手も変わる。歌詞、ニ幕用につけてくれる?」
それを受けて、楽譜を見ながらスタジオに戻って、扉を開けたまま、小部屋の机へ。
メロディーがわかんなくなると、役の子を呼んで、そばで歌ってもらう(うまいねぇ、と素朴に感心)
ふんふんデタラメ歌いながら、どんどん歌詞をつけていく。
スタジオでは大型ダンスの稽古真っ最中。熱気が高まっていく。
そちらの音が大きくて、我慢しきれなくなると、扉から顔を出して、みんなのダンスを見て遊ぶ。
不思議なことに、そういうところの方が作詞もすごくはかどっていく。
夕方、スタジオに戻ってきた水野さんに歌詞を見てもらって、一発OK!
稽古が終わって、みんなを帰して、オトナたちで小さなホウキとチリトリで掃除をする。
鏡を丁寧に磨くシンコさん。それを見ながら、なんだか胸がいっぱいになる。
自分たちの居場所を、自分たちの手で守る。大切にする。それはとても尊くて幸せなこと。
ジョージさんに、「書けなくなったら、ここに来て書いてていい?」と聞くと
「パソコンおきっぱなしでいいって」とのこと。
側でシンコさんが「でも、あの部屋ふたりだと暑いから、冬だけね~」と笑ってる。
……こんな始まりなら、このスタジオの未来、きっときっと明るい。
ここからのびのびとキャストたちが育っていく。
扉を開けると、外は夏の夕方。

そして翌日、舞台関係の諸々で、奥多摩へ。
外にはほとんど出なかったけれど、電車から見た緑がまぶしいほどキレイ。
帰り道、駅に歩いて向おうとして、
山を駆け上ってきた雲で、急に雨が降りだす。
空の彼方は晴れているのに、雨は夕立のように大粒。まっすぐ激しく降り始める。
ずぶぬれになりながら、源流に近い、荒々しく流れる多摩川にかかる、大きな橋を渡っていると
目の前に止まった車からおばちゃんが「乗んなさい!」と呼びかけてくれる。
「おばちゃん、車濡れちゃうよ。ごめんなさい!」「いいから!」、素朴な優しさに触れる。
濡れた服のまま電車に乗ったけれど、ちっとも寒くなかった。
青梅に着く前に雨は上がっていって、空はまた澄み切った青。

ちょうどその日、梅雨明けしたんですって。
私が濡れたのは、梅雨のさいごの雨……夏のはじまりの雨!

アクティブで働き者だよなぁ、私。すごいへなちょこのくせに(笑)。
でもシゴトは「完了」しないと威張れないから、今はガンバルのみ。

今月いっぱい、インドア系のハードな日々が続きそうです!


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