ファッションショー Vol.3「本番、一夜明けて」 [脚本]
こんばんは。今日はどれくらいぶりかの完全OFF!
昨日、無事にファッションショーの本番が終わりました。
ここ連日、ショーの準備で夜中までホールにいて、食事も忘れるくらい忙しかったから
今日は久しぶりに目が覚めるまで、深く深~く眠って
はっきり覚醒したのはもう午後。
ぼーっとしながら、真っ暗になっていく空を見たり、雷や強い雨の音を聴いたりしながら
夕べ本番が終わった夜中、霧のような匂いがしてたことを思い出して
いつのまにか季節がひとつ巡ったんだな、と思いました。
今回のショーの仕事は、脚本の私だけじゃなくて
どのセクションもとにかく時間がなかったから、現場では妙~な連帯感が生まれてました。
舞台の仕事は、必ず本番があるから
その仕事には絶対に終わりがくることは分かってるんだけど、
書いてる最中やホールに入って舞台を創ってる最中には、そんなこととても想像つかないから
それぞれが自分が納得できるようなラストに向かって必死に頑張るしかないんだよね。
本番が近づくにつれてどのセクションも、本当に気力と意地の勝負。
3回の本番の間にも、新しいアイディアを取り入れて改良が加えられたり
甘い点の見直しがあったり、最終公演に向けて、誰も気が抜けない状況。
最後の最後に、
モデルのテンションやドレスのディティール、デザインの面白み、質感…、ショーの素直な魅力を
観ている人が心底楽しんでくれているのが分かる、
舞台も客席もいい集中で一体になったショーが出来上がりました。
この手触り、これなら心から納得。
大変なこともあったけど、終わってみれば
スタッフだけじゃなく出演者、関係者、生きてる街そのものやそれを取り巻く人々、
幾重にも重なる渦の中心に入って、気持ちをぶつけあったり笑ったりしてたな、と
深まった絆に、心が少しあったかくなったり。
“次”も私が関わるかはともかく、確実に未来につながる舞台だったな、と思いました。
…うーん、よく働いた!がんばった!
夜は、ニガウリのほかに太いアスパラガスも入れたゴーヤーチャンプルーを作って、
一緒にお酒も。いいねぇ、このゆったり。
OFFの一日って、過ぎていくのがなんて早いんだろう~。
(起きるのが遅いんだから当たり前か)
でもでも、チャージたっぷり!
これが続くと、また感覚が鈍って働くのがイヤになるので(笑)
ショーで時間とられてサボってた分、
ココの歌詞と台本整理やります。明日から…。(ジョージさん、ごめんなさい)
稽古も行かにゃ!
次、稽古場行ったら、みんなびっくりするほど仲良くなってるんだろうな。
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