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新作(小さな)舞台『ノラの光景』 [舞台]

こんばんは!
12月に一晩限りの舞台を創ることになり
連日のようにミーティングを重ねてます。
なんだか、まずは自分にとって、とても幸せな夜になりそう。
カテゴライズされない本を濃い世界に浸って書けること、
初めて組む方々も含めて、とにかくずっと一緒に創ってみたかったメンバーとできること、
ギター師匠まりな、彼女がカナダに行く前に、私の舞台に立ってもらうこと!
好きな歌を思いきり歌ってもらえること、
素直に染み入る朗読を聞くこと、
男の子が遊ぶ自由なピアノが聴けること!
しかもゆったりコーヒーを飲みながら……!

コーヒー好きだ。いいね。そんな夜って。

12月23日(日)
『ノラの光景』

名曲喫茶ヴィオロン(阿佐ヶ谷にあるカフェです)
19:15~(19時開場)、20:30~(20時開場)の2ステージ。
上演時間は40分ほどになる予定。
チケット代1,000円(コーヒーつき)
とてもとても狭いので、各回完全予約制です。

今日、とりあえずどんな歌や音楽がきてもぶちこんでもらえそうな
大枠となる物語、土台となる世界観は脚本として渡せたので
あとは稽古場での様子を見ながら、一緒に作っていきます。

脚本は、舞台の設計図でしかない。
そのことに限界を感じることも、だからこそ限界がないほど自由に感じることも。
脚本という設計図を通じて、物語が立ち上がっていく世界観をお渡しして
その中で自由な発見をしてもらう、幸せ。
小さいけれど、濃い時間となることでしょう。

1月9日から下北沢「楽園」で上演される舞台も、
サイトをチェックしたら早くも売り切れの回が出始めたようです。
こちらは、いつもミュージカルを書かせてもらっている
ジョーズカンパニーの新作舞台です!

ジョーズカンパニー『ラブリーズ~君に捧げるハーモニー~』
http://www.h7.dion.ne.jp/~coco3/

初めての芝居、そしてコメディ……?
こちらも、もちろん脚本としてすべての言葉・会話は書いているのですが
稽古場でどんどん遊んでいっちゃってください、とお渡ししています。
稽古場に早く遊びに行きたいな。
こちらは、観てくださったお客様に、新年最初にフレッシュな元気をお届けできたらな、と思っています。

それにしても寒い。寒いですね。
やっぱり変温動物で、ぜんぜん自力で温度が上がりません!!
手とか足とか、まずどうやって温度あげたらいいのか分からない。
さすったりとか歩いたりとかそういう以前の問題で、
まず動けなくなったりしています。
朝なんて、今は大気が冷たくなって乾いているから
本当に金色の光が窓から入ってくる。
動けないで膝を抱えてて、ああ、向こうから朝がやってくるよなんて眺めてる。

今日は打ち合わせの後まりなっちとギター。
Krystal MeyersのFall To Pieces、もうただ楽しく遊んできました。


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十五夜、そして秀山祭9月大歌舞伎 [舞台]

夜になって外に出るときは、空に月を探すことが
いつのまにか習慣になってしまっているけれど、
今夜は交差点の真ん中であまりにきれいな月を見つけて
ちょっと、はっとしてしまった。
街の明かりにも負けない、内から発光するようなかがやき。
電車に乗ってから気づいた。今夜は、「お月見」の夜だったんだね。
曇らないでよかった。
もし今、携帯で見てくれている人がいたら、空を見上げてみて!

今日は、急遽招待券をいただいて、昼の部から歌舞伎座へ。
友人めいちゃんを誘って。
実は昨日は自分でチケットを取って夜の部を見に行っていたので、
期せずして今月は昼夜通しで観たことになります。
自分でチケット取るときは、3階からしか観たことないのに、
今日は1階、花道脇!花道での芝居自体をはじめて観ることができました!
(3階からは舞台のツラしか見えないの)
昼の部1本目は「竜馬がゆく」。司馬遼太郎さん原作の小説を舞台化、
この歌舞伎座が初演、正真正銘の新作でした。
夜の部でも「二條城の清正」っていう昭和初期に書かれた「新作歌舞伎」というのをやっていて
暗転があること、ストロボ、色つき照明、SEが入ること、普通のせりふ回し、全部に驚いて
「これはもう、何をもって歌舞伎というの?
歌舞伎座で歌舞伎俳優がやってるってことが歌舞伎なの?!」
という状態でしたが、
今日の「竜馬がゆく」は、完全にジャンル現代演劇。
(いや、作品自体は江戸時代の時代劇なのですが)
竜馬は市川染五郎さん。
3年前にNHKで大河を、やはり竜馬役で演じられていた染五郎さんですが、
舞台で観ると、とても素敵!
すがすがしくて力強くて。明るくて。日本の未来をまっすぐに信じる竜馬。
胸がすっとしました。
桂小五郎は中村歌昇さん、勝海舟は中村歌六さん。
歌舞伎座でこんな作品が見られるなんて!
明日で千秋楽。もう少し前に知っていたらよかったな。
この9月公演のメインは、夜の部の玉三郎さん「阿古屋」。
琴・三味線・胡弓という三種の楽器を、まるで嘘発見器のように見立てられて
弾かせられるという「琴責」が見物。
遊女である阿古屋は、去ってしまった愛しい彼、平影清の行方を、
源頼朝の命を受けた尋問官に白状させられようとしている。
行方は本当に知らないのに、信じてもらえない。
そこで尋問官から三種の楽器を与えられ、それを弾くように命じられる。
楽器を弾く合間に、尋問官から彼との馴れ初めや別れなどに関する質問を投げられ、
それに答えた直後に次の楽器を指示されて、
それでも揺るぎなく弾ききるという女の芯と心の情感。
圧巻でした。
昼の部も併せて、玉三郎さんの美しさを堪能した2日間でした。

まだ19時。
これから月が昇っていくよ。


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イデビアン・クルー とかくこの世は… [舞台]

深く息を吸いこんで、目の前のことに精一杯取り組もうって
なんだか最近よく思う。

来月の自分がどうなっているのか、何をしているかさえ分からないけど
今私が好きだと思っている大切なもの、それは決して変わらない。
だから、それを磁石にして進むしかない。
私が、最も私らしくいられる「誇り」。

今年は本当に修行の年です!
初めて芝居を書き始めた時のように劇場に通ってます。

最近観たのはこちら。

・演出家ルティ・カネルによる21世紀ギリシア芝居「エウメニデス」
 アイスキュロス原作『オレステース(憎しみの連鎖)三部作』から シアターX
   
   惜しかった。「太古の神たち対新しい神」という「神話時代の終わり」を告げるテーマには
   昔から心惹かれているのだけれど。演出も面白かったのだけれど。
   やっぱり最後が「アテネに栄えあれ」なんね、結局すべては。
   今の私は、そこまで絶対的なものがあるということ自体が受け入れられなかった。
   だからこそ、どうして今、この作品をこのまま上演するんだろうって考えてた。

   今年はギリシャ悲劇の当たり年。今月末から新国立劇場でもギリシャ悲劇をテーマにした
   3つの舞台が始まる。
   そちらは、ギリシャ悲劇をまったく現代に移し変えて書き下ろしているんだって。
   機会があったら行きたいな~!
   

・イデビアン・クルー 「政治的」 吉祥寺シアター

   とても面白かった!イデビアン・クルーの公演を見たのは初めて。
   オフィスを舞台に繰り広げられる人間模様。日常生活の延長線上にある身体の動きを
   そのままコンテンポラリーダンスに引き上げている、ダンサーの個性を際立たせながら。
   スーツにOL制服にブラウス&ジャケットに裸足。
   馴染めない新人から中間管理職、管理職まで。女性。男性。スタンスはそれぞれ。
   根回しするヤツ、かき回すヤツ、恋するヤツ、勘違いするヤツ、外れるヤツ、群れるヤツ、
   言葉にならない苛立ちを抱えるヤツ、仕切るヤツ、
   ふと自分がどこにいるのか分からなくなるヤツ、もういいやめちゃえなヤツ……
   ダンスだからこその雄弁さ。ユニークで斬新で。
   舞台に坂状の床を持つ2つのオフィスを現出させた美術。
   並列に並ぶ2つの舞台でまったく違う動作が為されていて、
   時に呼応し、時に反発し、からまりながら響きあう。
   オフィスごとの相違と、ある種の類似性。
   働く場に属したことのある人なら誰でも知っているその感覚。
   舞台内に天井も作られており、蛍光灯の照明も効果的で面白かった。
   劇団の作品キャッチコピーがまた秀逸、

   “力関係、気配り、気づかい、おやくそくとくちやくそく、とかくこの世は「政治的」”。
   
   余談ですが、観にいったら照明操作してたのが先輩でした。何年かぶりにお茶。
   ロビーでもばったり先生にもお会いするし!嬉しい方たちと会えました。   

それから今月はこんな予定。

・劇団ジャブジャブサーキット「アインシュタイン・ショック」作・演出 はせひろいち 下北沢ザ・スズナリ
・青年劇場「シャッター通り商店街」 紀伊国屋サザンシアター
・歌舞伎座「壇浦兜軍記 阿古屋」「身替座禅」「二條城の清正」
・扉座「ドリル魂」

そして、生まれて初めて「宝塚」も観にいきますですよ。
知人が宙組のトップのお披露目公演というのを誘ってくれました。
宝塚こそ本当に、誰か連れてってくれる人がいないと。
やっと行きますよ。舞台に関わって10年くらい経つのに。いいのか?本書きがそれで(笑)
ココズからも宝塚に入った子達がいるので、彼女たちの成長も見守りたいです。
吉本新喜劇も、こうなったら早く一度観にいかないとね。

今月下旬と来月には、私が脚本を書き下ろした高校の本番もあります。

『コクーン ~龍の祭~ 』

コクーンとは繭のこと。
閉ざされた小さな島を舞台に、生徒たち7人のための本を書きました。

それでは、また!おやすみなさい。
明日はちょっと長く眠れそう。やっと寝られる……!
いっぱい眠って元気になろう。


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インプットな日々-ノモレスワ。/息・秘そめて- [舞台]

こんばんは!忙しい日々が続いています。
休みが少なく、そこにいろんな舞台の公演ラッシュが重なって……
一日しかない休日に、千秋楽の作品がいくつか。24日は、仕方ないから2本立て。

クロカミショウネン18 #11「ノモレスワ。」@中野ザ・ポケット
ポかリン記憶舎#14「息・秘そめて」@こまばアゴラ劇場

両方とも、初めて観る劇団でした。

クロカミショウネン18は、チャリT企画の楢原拓さんから教えていただいた公演。

最近よく見かける、“だんだんと記憶を失っていく”最愛の人をめぐる物語。
ああそういう話か、と思いかけたところでファンタジーに飛びます。
その最愛の人の笑顔を見るために、何度でも過去にタイムスリップ。
絶妙なタイミングを掴むまで、あきらめずにやり直し、
やっと掴んだ成功への手ごたえを胸に現世に帰ってくると……予想を裏切るラストが待ってる。
観終わった後はちょっと呆然。
あるホテルの一室が舞台なんだけど、
エレベーターの階数表示の点灯が動いていくことで、階を自在に行き来して、
場面転換ナシに複数の部屋に対応しているアイディアに感心。
人の出入りや時空のハザマに、小さな仕掛けがいくつも用意されていました。
久しぶりに、“熱い”タイプの小劇場を見ました。
役者が機敏で、そうそうこのキレ!なんて懐かしい感じがしました。

ポかリン記憶舎は、友人の女優中島美紀の所属劇団。

公共劇場でのワークショップ活動が印象に強い劇団で、舞台を観に行ったのは初めてですが、
芝居のような舞踏のような、芝居のような詩のような。
不思議な無重力空間でした。
物語というより、やっぱり詩かな。
時の回廊をイメージさせる、湾曲したパネルがいくつも折り重なり弧を描く舞台美術。
重なり方を一枚ずつ変えてあるから、弧のようでいても流れは歪む。
そういう吹き溜まりをイメージさせる美術。
そこはあるカルチャーセンターの一室で、一日写真ワークショップが開かれる。
集まる人々は、カメラを通して、「もうひとつの目」を獲得していく。
ポかリン記憶舎のスタイル、「舞踏の要素を取り入れた身体を大切にしている芝居」が
よくわかる作品。影がない人間のよう。
物語は私はすごく惹かれるテーマでした。このキャッチで自分だったらどんな物語書くかな、とか
帰り道の電車でぼーっと考えてしまいました。

アーネスト・トンプソン「黄昏」もやっと手に入りました!
名場面といわれた1幕2場ラストを待たずして、
のっけから涙が出そうになりました。こういうの好き。
老齢の夫婦が夏の間だけ訪れる避暑地の別荘。二人で過ごす48回目の夏。
もしかしたら、ここで二人で過ごせるのは、この夏が最後かもしれない。
すべて赦しあっていて、認め合っている二人の、なんでもない日常の会話。
それだけで、いとしくていとしくて胸に沁みました。
心に、おいしい水が沁みていくような。

インプットが続いています。今はランダムに詰め込んでいる感じ。
今朝は午前中から「DREAMSGIRLS」のDVDを観て仕事に行ったよ!やっと観ました。
この日々が、どういう形で実っていくのか……少しだけ楽しみ。
あさってまでに別役作品を一本読みます、デス。
そして“病院”をテーマに小さな1シーンを書くデス。


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放埓の人。それは便宜上短縮されたタイトル。 [舞台]

今日は締切前最後の缶詰日!呆れるほどスロースターター。
自分で自分がイヤになるよ。なんでこう、追い詰められないと思いつかないの?!

6月1日、今月一本目の芝居でした。
坂手洋二さん、燐光群「放埓の人」@新宿 SPACE雑遊
(正式名称は「『放埓の人』はなぜ『花嫁の指輪』に改題されたか、
         あるいはなぜ私は引越しのさい沢野ひとしの本を見失ったか。」)
これがまた、とてもとても面白い舞台でした!
6月17日まで……時間作れたら、もう一度行きたい!
詳しい内容は、まだ本番中なので書きませんが……。
沢野ひとしさんは、椎名誠さんの本や書評誌「本の雑誌」の表紙などで知られている
“ヘタウマ”な感じの味のある絵を描かれるイラストレーターさん。
その方が書かれた小説・エッセイ等60以上もの素材を使って構築された舞台。
燐光群の劇作家・演出家である坂手洋二さんが書かれたセリフは、
なんと8行しか存在していない。
この舞台は、「いかに構築していくか」を命題に書かれたとのこと。
昨日の飲みの席で坂手さんに直接お話を伺えて、
「そのオリジナルの8行はどこだったんですか?」と聞いたところ……
見事印象に残っているエピソード、しかも「沢野ひとしさんらしい」と感じてしまう部分でした。

先月から、新しく書くためのフィールドに身を置いていて、
同じ目標をもった人たちと接するのが、刺激になってます。
ずっと付き合える友達ができるといいな!
読みたい本、挑戦したい気持ちは尽きませんが……まずは目先の締切!

今日は眠気と戦っていて。
「そうだ!眠たくなるのは何を書いたらいいか分からないからだ!」と思い立ち、
2時間くらい喫茶店にエスケープして、もういちどプロット見直しました。
土台がきっちり組まれてないと、家なんか建つはずもありません。
この窓のデザインいいな、とか。この壁の模様はこれにしよう、とか。
鹿脅しや“忍者がくるってする掛け軸かける壁”を用意しようとか。
そんなんパーツを思いついていても、当然のごとく家にはなりません。
プロット見直した結果ついに最後まで話が通って、「これで行ける!」ってとこで
タイのココナツジャワカレー買って帰宅。
目玉焼きを半熟で焼いて、トマト・アスパラ・きのこ・チキンをスパイスで炒めて、
カレーと一緒にONEディッシュ。
パソコンの前でプロットと睨めっこしながらパクパクっといきました。

では仕事に戻るですよ!どこまで進められるか勝負です。


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ノマディック美術館 [舞台]

またも日々がぎゅんぎゅん過ぎていきます……
こんばんは!
ノマディック美術館の感想も、書き忘れてましたね。5/31に行ってきました。
よく晴れた日で、ピクニックのような午後でした。

グレゴリー・コルベール
「ashes and snow」@東京お台場 

移動式美術館というコンセプトがまず素敵。
中は天井が高いパオの中にいるようなイメージで、砂が敷き詰められ、木製の道が造られている。
ぐっと明るさが抑えられた中で、写真がアーバンのスポットに浮かび上がる。
美術館に使われている厚い帆布が風にはためく自然音が、とても効果的に聞こえてくる。


2メートル前後の大きさの布に、肌理細やかに焼かれた写真は
スピリチュアルで美しくてもちろん楽しかったのですが、
自分の中のチャンネルを切り替えていけばもっと楽しかったかもしれない。
たとえばコンテンポラレリーダンスの公演を観にいくような。
私、この写真展が、
「動物と人との自然な営みの中で切り取られた一瞬」の連続かと先入観を持ってしまっていて
配置された芸術だっていう観点が少なかったんだな。
演出的な意図を持って配置され、もちろんその後は、自然が作り上げた奇跡の一瞬に違いない。
そこにチャンネルを合わせるべきでした。
間違っても「生き物地球紀行」じゃなかったよ……(「生き物地球紀行」好き)

とはいいつつも。美術館出口ロビーで、素晴らしい装丁の写真集が……
\16,800がその日たまたまジャスト\10,000になっていたため買ってしまいました。
うう~ん……お金が入ってくるのは今のうちだからなぁ……、とよくわかんない納得の仕方で購入。
紙がね。本当によかったの。紙フェチ。
出版社で広告やってたときも、デザインよりフォントより……とにかく紙ッス!!!
竹尾ペーパーショーが大好きなイペントでした。


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目黒区社会教育講座オリジナルミュージカル『We’re ワトソン』 [舞台]

こんばんは。
今夜は、少し早く帰ってきて、仕事進めたり歌詞考えたり……じっくり濃い時間を過ごせてます。
読みたい本、探したい音楽、観たい舞台(チェルフィッチュ&ナイロン&NODA・MAP&歌舞伎)
話を聞かせてもらいたい人、それから体験取材させてもらいに潜り込みたいところ、
時間がいくらあっても足りない!
しかも今、全然フル稼働できないの。
先週頭に、11月中旬ぐらいからとにかく忙しかった分、とうとうダウン。
やはりというかなんというか咽頭炎になってしまいました。
すぐ病院にも行ったんだけど、完全復活!まではまだまだ遠いみたい。
咽頭炎で初期の食い止めができなくて、気管支までちょっと悪くしてる模様。
思いきり動けない状況にイライラしてきちゃうよ。早く復活しないと!
治ったらやっぱり体力つけなくちゃ。「体力=免疫力」だよね。
書くことに必要な、発想力・集中力・持続力……、
そういうの全部、はっきりいって基礎体力ありきなんじゃないかって思う!

体調イマイチで動きが制限されてる分、最近はDVDをよく観ます♪
キャメロン・ディアス「イン・ハー・シューズ」、久しぶりに「天空の城ラピュタ」、
それから新しく出た「プリズン・ブレイク」の続巻……。

それにしても、最も熱が高くて寝込んでいた2日間ほど……
テレビ、午後の時間帯でよくドラマの再放送をやってるでしょ?
先週あたりフジが「大奥」「やまとなでしこ」2本の再放送だったんだよね。
寝込みながらもやめられずに観ちゃって、普通に3~4時間あっという間に経っちゃうんだよ。
テレビの前であっという間に一日が過ぎてくって感覚、久しぶりに体感。危険ですよ~。
だって「やまとなでしこ」、最終回まで釘付けだったもん(笑)

さてさて。そんな感じでヘロヘロしてますが、
いよいよ来週23日、本を書き下ろしたミュージカル講座が本番を迎えます。
演出は、桝川譲治さん。
キャストは中学生から30代後半の方までの一般市民の方。
いい意味で、型破りな方が多い今回のメンバー。なかなか面白い公演になると思います!

目黒区教育委員会 青少年プラザ 社会教育講座
「ようこそミュージカル~みんなで創ろう夢の舞台~」
オリジナルミュージカル『We’re ワトソン』

ジョーズカンパニー上の公演情報⇒http://www.h7.dion.ne.jp/~coco3/index.html
目黒区報での記事はこちら⇒⇒http://www.city.meguro.tokyo.jp/koho/181125-08.pdf

目黒区近辺にお住まいの方、お時間ありましたら是非☆

さあ、もうそろそろ本当に復活したいよ!!
来週からはいよいよ忘年会シーズン突入。中には掛け持ちする日もアリ。
今は、ノロウイルスも本当に流行っているみたいだからね。
皆さん、体調には気をつけてくださいね!

もう~…来年の目標にもしちゃおう。「体力をつける」。これでいきます!
気が早い?&今年はもう投げてる(笑)


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目黒中央中学校オリジナルミュージカル [舞台]

こんばんは。毎日が、飛ぶように過ぎていきます。もう今月も終わり。

この秋に生まれた小さな舞台、いよいよ明日が本番です。
気がつけば、各方面にお知らせが掲載されていたので、ここでも。
(もう前日なんですが、ホントにすみません)
これまでに何回か書いてきた、目黒の中学校の舞台。
学芸大学駅から徒歩5分くらいの場所にある、目黒中央中学校。
これは目黒区にある幾つかの学校が統廃合されて
今年の春に誕生したばかりの学校です。まだ、できて半年。
この生まれたばかりの学校が迎える、初めての文化祭で
生徒や先生方も取り組みながら絆を強くしていくため、
また、この学校から巣立っていく3年生たちにも、ずっと消えない思い出を創ろうと
1年生~3年生までの有志による、オリジナルミュージカルを創ることになりました。
ジョーズカンパニーの桝川譲治さんを演出に、
脚本は私が書き下ろし。この学校を舞台にしたストーリー。
短いながら、見所たくさん。やることいっぱい。
生徒も先生方もみんな、本当に真剣に取り組んでくれました。
心底みんなが楽しんで舞台に上がれますように。
卒業していくカッコイイ3年生たち(男子が中心で、見せ場たくさんですよ!)が、
本当に、やってよかった、と思える舞台となりますように。

目黒中央中学校のHP→→
http://home.c07.itscom.net/megchuou/bunkasai.html

目黒区役所ホームページの「今日このごろ」でも紹介されています→→→
http://www.city.meguro.tokyo.jp/today/index.htm#12

そういえば、この舞台の標語は「記録より記憶に残る文化祭」だそうですよ!(新庄~!!!)
明日の舞台は11時10分~。上演時間はおよそ40分間です。
興味がある方、中学生たちと一緒に、楽しむような気持ちで観てあげてください!

そして今夜は、目黒区の社会教育講座「ようこそミュージカル」の練習へ。
こちらも書き下ろし。タイトルは「We are ワトソン」。ミステリー仕立てのコメディ?です。
「家賃が払えない間抜けな貧乏探偵が、地域の商店街のみなさまから依頼を受けて
家賃3か月分チャラを賭けて、近頃話題の幽霊ビルの謎を突き止めに行くのですが
事態は思わぬ方向に転がって……」という話。
ダメダメ探偵は家賃チャラを手に入れることができるのでしょうか。
脇を固めるキャラクターも、今回は個性派を揃えて書いてみました。
もう、肩の力を抜いて、自由に楽しくとにかく好きに遊んじゃって!という感じで。
でも最後は私らしく少し心に何かが残るような?
ほんとはただ世知辛いラストという噂も!
こちらは12月9日にもしかしたらプレビュー公演があるかもしれない。
本番は、12月23日 中目黒スクエアにて!また近くなったらお知らせしますね。

この講座、本当に個性的なメンバーたちが集ってくれています。
今回のメンバーは……なんていうか、みんなスゴイ。とにかく濃い。
会社や学校や家庭、日々の生活の中で精一杯がんばっている普通のひとたちが
こんなにいきいきと楽しく歌や芝居に全力投球できちゃうなんて。
こちらが新鮮な驚きをもらってしまいました。
舞台に立ちたいひと、体験してみたい、楽しみたい人は、本当にたくさんいるんだなぁと改めて。
私なんて、あそこに立ってやれって言われたって、絶対できないからね。
ミュー研出身のクセに。
たった一度だけ、ソロがある役をやったのですが……
あまり思い出せないところをみると、必死で自分の記憶から消したのだと思います(笑)
でも、舞台に出ていく時に
舞台上で待ってるヴァイオリン奏者の方が(←生演奏の舞台だった)
「がんばれ!」とやたら強いメッセージを込めたアイコンタクトを送ってくれたことは
とてもよく覚えています。その節は本当にお世話になりました。
でも今日は、高校生たちと一緒に歌を歌ったよ!がんばったよ!(←精一杯)

話が逸れました。明日は、そんな感じの今月集大成。うまくいくといいな。
今、考えなくちゃいけないプロットも……今日、扉を開けるようなヒントをもらったので
やっと何かが回りだすかも。
今日はジョージさんたちとは「じゃあ12時間後に」って言って別れました(笑)
では明日。


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「奇跡の人」 [舞台]

観てきました、青山劇場「奇跡の人」。
ヘレンとサリヴァン先生という、二人の物語だと思っていたのだけれど、それは大きな間違い。
これは紛れもなく、〝家族の物語〟。
ヘレンはいうまでもなく、壮絶な過去を持つサリヴァン先生も絶対的な孤独の中にいる。
そして、ヘレンを抱えた家族たちも……それぞれが違ったカタチの孤独の中にいる。
ヘレンに振り回されていて、自覚は全くないけれど。
そんな孤独の中にいるひとりひとりが、「家族」として食卓を囲むようになるまで。
暗闇の中を手探りで歩きつづけて、明るく力強い鐘の音とともにくる夜明けの淵で、
どうにか足をふんばって、手を伸ばし、つなぎあうひとたちの物語。
それが私が感じた「奇跡の人」でした。
もちろん田畑智子さんVS石原さとみちゃんの体を張った演技に拍手。3幕3時間以上だよ!
とにかく、すごくフレッシュで驚きました。このフレッシュさ、ちょっと他にない(笑)
小島聖さんも素敵。
鈴木裕美さんの演出は、やっぱり骨太でのびやかで、ヒューマニティ&ユーモアがあって。
「第17捕虜収容所」を思い出しました。もちろんもっと豊かに結実したカタチで。
回り盆の美術も堪能しましたよ♪

最初から最後まで、アニー・サリヴァンがヘレンに教えたかったことはたった一つ。
それは礼儀でも行儀でもなくて。

〝言葉は、「光」であり「目」。
言葉がないと、何も見えないし世界とも、自分の心とも向き合えない。
5千年前の世界のことも、言葉っていう目を通して、私たちは見ることができる。
だから私は、ヘレンに教えたいの。
すべてのものには、名前があるということ。この世界には「言葉」があるということ。
「言葉」を手にしたら、見えるようになるの、世界が。〟

本当に見応えのある舞台でした!
(ホリプロゆぞくん、ありがとう☆懐かしい仲間がけっこう来てたね。)

今日は、その舞台、友人の右近きょんちゃんと観にいって……
彼女の書いた虹の話をもらいました。
そして私にとっての「ウォーター!」となるコトバも(笑)。
それは、私たちが学生の時に教わっていた作家の久間十義先生から
当時きょんちゃんがもらった言葉。
彼女は何気なくそれを話してくれたんだけど、
ちょうどまさに、今の私が必要としている、方向を示してくれるものだったんだ。
8年近く経った今、先生からではなく、彼女から今の私にそれを手渡してもらったこと。
すごく大きな意味があるように思いました。
今日じゃなければ、ふぅんと見過ごして記憶にさえ残らなかったかもしれない。
価値を全く感じなかったかも。
時を経て、「渡されるべき時に、渡されたんだなぁ」と。

今日買った、小さなブラックシェルのリングと一緒に、その言葉をもっていたい。
心にたくさんの栄養をもらった一日でした。

あ、そういえば。今日は中学校の稽古、目黒区広報の取材が入りましたよ。
でも私はわりと一生懸命に練習に向きあっていて、
いつ写真撮られたかとか全く判らないや……。
そして、社会教育講座も始まります。今週の金曜日、あさってから。
肝心の脚本は……最後まで書けてない(うんと小声で)。
最初の顔合わせ&本読み終わってキャスト決まってからね!
キャストに合わせて書くですよ、うん。


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「フレンズ~ガラクタ怪獣のなみだ~」公演終了 [舞台]

「フレンズ~ガラクタ怪獣のなみだ~」、
無事に千秋楽を迎えることができました。
劇場に観に来てくださった、たくさんの方々。
これまで支えてくださった皆さま。
本当に本当に…ありがとうございました!!!


       


皆さんがそこにいてくれたからこそ、
Rチーム&Mチームともに泣いて、笑って。
最高の千秋楽を迎えることが出来ました。

私自身にとっても特別なこの作品。
工場、ガラクタいっぱいの倉庫。アジト。月の光。怪獣。そして、夕陽の中の孤独。
再び幕を開けることが出来て、とても幸せでした。

5月21日の顔合わせから稽古を重ねてきたCASTのみんな、
そして最強のスタッフ陣の皆サマ!!!
終わったねぇ~。お疲れさまでした!
とりあえず明日は、目が覚めるまで寝てください!
(~ってそうもいかないか……!?)

また面白いもの書くよ~。
できればまたガチャガチャした道具でいっぱいになるようなものを!(笑)
んで、どこがどうなっているのかをずっと見てる(笑)

今夜はこれで。

ありがとうございました&お疲れさまでした!


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