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アーティストインタビュー・『地を渡る舟』作品紹介掲載のご案内 [演劇ユニットてがみ座]

国際交流基金-日本と世界を繋ぐバイリンガル舞台芸術サイト-
『Performing Arts Network Japan』に、
てがみ座『地を渡る舟』の作品紹介と長田育恵インタビューが掲載されました。
(てがみ座 公式HPより転載)

★『Performing Arts Network Japan』TOPページ
http://performingarts.jp/indexj.html


★『日本の舞台芸術-今月の戯曲』

てがみ座『地を渡る舟』
http://performingarts.jp/J/play/1.html

第17回鶴屋南北戯曲賞ノミネート、第58回岸田戯曲賞ノミネート(最終発表2月19日)作品。昭和初期、私財を投じて「アチック・ミューゼアム」(「屋根裏の博物館」の意)をつくった銀行家で民俗学者の渋沢敬三。同志として膨大なフィールドワークを行った在野の民俗学者・宮本常一の二人を主人公にした“記憶”を伝えるものたちの評伝劇。


★『アーティストインタビュー』

長田育恵
『崖っぷちを生き抜く人間力を描く』
http://performingarts.jp/J/art_interview/1.html

評伝劇の旗手として注目されているのが、演劇ユニット「てがみ座」を主宰する劇作家の長田育恵(1977年生まれ)だ。東京・馬込の文士村近くで育ち、子どもの頃から物書きに憧れていた長田は、早稲田大学文芸専修に進学。たまたま手掛けたミュージカル脚本がきかっけで生の舞台の面白さに目覚め、働きながら劇作家協会の戯曲セミナーで劇作を学んだ経歴をもつ。これまで発表した主な作品は、怪奇小説作家の江戸川乱歩こと平井太郎と妻の隆子との出会いを題材にした『乱歩の恋文』(2010年)、童謡詩人の金子みすゞこと金子テルと夫との関係を題材にした『空のハモニカーわたしがみすゞだった頃のこと』(2011年)、宮沢賢治の樺太への旅を題材にした『青のはてー銀河鉄道前奏曲(プレリュード)』(2012年)、渋沢敬三が私財を投じて創った民俗学研究所『屋根裏の博物館(アチック・ミューゼアム)』と在野の民俗学者・宮本常一を題材にした『地を渡る舟ー1945/アチック・ミューゼアムと記述者たち』と、いずれも実在する人物を主人公にしたものだ。膨大な資料を読み込み、舞台となる土地を訪ね、その果てに長田が掴み取った言葉で描いた作品には、時代の断層を生き抜き、崖っぷちで踏みとどまった人々の人間力が込められている。故・井上ひさしに個人研修生として師事したこともある長田に、評伝劇に込めた思いと、これまでの歩みを語ってもらった。
(聞き手:大堀久美子)

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